詩人:甘味亭 真朱麻呂
散らばった私の優しさ集めてくれる君
一つずつ確実に集めてくれる君
最初は優しさなんて何にも役に立たないと思っていた私
変わっていく心は君のお蔭
破片は一つ一つが尖っていて鋭くて
破片は一つ一つが壊れやすく繊細で
優しさは募る心に募る暖かい心
優しさは戻る心に募る朗らかな心
静かで良いゆっくりで構わない
徐々に壊れた時計は動きはじめる
徐々に散らばった優しさは戻り始める
優しさの破片
優しかったあの頃のように
優しさの破片は君に
優しさの破片は君に語りかける。