詩人:甘味亭 真朱麻呂
ぼよよーんと明日へ飛んでゆく勢いよく飛んだその助走で僕は未来へ飛んでゆく かっ飛ばそうぜ 遠慮なんかしないでじゃばら状にからだをおりたたんで空へゆく勢いでそのまま 彼方へ そのまま遠くへ 行きたい場所へフライアウェイ 飛んでけ 飛んでけなにものにもじゃまされない目もくらむほどのまばゆいばかりの色彩が彩る未来へ行くのだ ぼよよーんと ただ ぼよよーんと 僕はじゃばらになって高いところからも恐がらずにものともせずに飛び立つ翼で行くのだ。