詩人:甘味亭 真朱麻呂
まぎれない真実は真実のさらに奥にある
だからこそ真実は真実に埋もれて本当の真実が見えないだけだ
見えているその真実は本当の真実よりはるかに劣ったコピーされた真実
何回も録画を繰り返すうちに画質が荒くなるように真実も重なれば重ねただけ最初の真実から遠くなる
遠い浜辺を遠い目で見るような気持ちで真実に疑いがかかる、真実を信じれなくなったらなにを信じればいい?きりがない
あなたの信じる真実は本当に最初に信じた真実?
気づかないあいだに変わってないですか?
僕は真実を信じすぎているあなたにこそ聞きたい
ご自分が生まれたことも抱いてる確信も実はつくられた真実なら本当の真実はそのさらに向こう側にあるのでは?
考え出したらきりがないね
終わらない問答のキャッチボールだ。