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詩人:どるとる
どんな言葉を君に伝えようかな
どんな場面なら君は笑うのかな
どんな僕なら君を幸せにできるかな
そんなことばかり考えて 考えているうちに夜が明ける
世界で一番好きな人のためになること
どんなものよりどんな人より大切な君が幸せになること
思い描いてる 夢見ている 惚けながらも
例えばそんな気持ちを歌にするならば
どんな歌なら君に一番伝わるだろう
届けたい気持ちは単純なことなのに
どうして絡まる糸
口に出せない言葉
気恥ずかしさにとらわれて僕は今日も言えないでいる
だけど、伝えたいよ
いつの日か
長い夜をいくつも越えて 心を決めたら
その時こそ 僕は言える
いうなればこれは果てしない物語の途中
ラブソングができるまでの淡い痛みと引き換えに望んだ結末
この苦しみがやがて安らぎに変わったら
ラブソングができたあとの君の心に映る僕はどんなふうに見えるかな
好きだよ 愛してる
歌うように
言葉にするよ
そしたらきっとそこにずっと見えずにいた本当の明日が待ち望んだ眩しすぎるほどの朝を連れてくるだろう
いうなればこれは君にこの思いを歌い終えるまでの小旅行
ラブソングができるまでのちょっとした二人のラブ・ゲーム
今夜も歌ってるよ
君を好きだという気持ちや愛してるという思いを
言葉に乗せて
歌歌うように
思っている。