詩人:甘味亭 真朱麻呂
空はきれいな紫色
星が輝いて
僕をうっとりさせる
そんな何気ないようで素晴らしくいい日に僕らは星を見に出掛けたんだ
自然のつくりだす神秘を今夜まのあたりにするにあたり注意事項は愛を忘れないこと
今夜に限らずそれは永遠にさ
つくりもののプラネタリウムよりやっぱり自然の星空さ
だから本物の星空の下で本物の思いを打ち明ける
弱くて愚かな僕
不束と自分を卑下するキミ
抱きしめあってしまえば全ては小さなことだと気づくね
このまま宇宙にまでドライブの範囲を広げよう
四輪バギーで
僕らは今 幸せというゴールに向かい走行中
とてつもなく長い夜も終わりをむかえ
過ぎてしまえばなんてことはない幻
ほらまた出掛けよう
何度でも何度でも
僕らの愛より悲しみのほうが大きく見えたなら空を見て小さなことだと思えるように予約席はずっと永久に僕らのためにとっておこう
あの丘のベンチさ
そこから見えるのは夜空や星だけじゃない
二人の幸せな未来
その暮らしぶりさ
僕らは変わらずこのまま未来でも星にも負けないくらい輝いてるよ
断言しよう
僕らはまぶしいくらい輝いていると
そして物語は滝のように流れも早く気づけばその表紙を閉じるよ
本を読み終えたみたいに
だけれどその悲しささえ限りある時間の中で感じるもの 得ること 見つめながらかみしめながら探していこう
きっとそこに全ては
きっとそこに全てはあるんだよ
終わっても終わらないって理由もあるはずだよ
それはいうなれば小さなプラネタリウム
なんてね笑いあう僕らの日々
風のようにおだやかな毎日
なだらかに吹いてく
それもいいねと君と僕は今夜もこの空の下 星を探す
幸せの星を
幸せの星を。