詩人:春欄
窓から見える夜景がキレイ…
窓から見える粉雪がキレイ…
窓から見える小鳥が可愛い…
窓という額縁の中の 私の景色。
毎日、毎時間 変わる私の風景。
昨日まで黒かった家の屋根が 雪で今日は真っ白…
その白い屋根を 朝焼けと夕焼けはオレンジ色に変える…
変わらないのは私の心…
今日も窓枠の額縁の中に アナタを探してる…
変わらないのは私の思い…
窓際の花さえ 枯れてきてるのに、私の思いは 変わらない…
鮮やかなまま アナタを思ってる…
今日も ひたすらアナタを待っている…
外の景色は変わり続けてるけど 病室の中の景色は変わらない…
点滴という 鎖に繋がれて
ベッドのオリの中にいる
私の思いが変わらない…
私の思いが変えられない…
でも窓枠から見る景色は 私に関係無く
毎日 毎時間 変わり続けてる…
私のアナタへの想いが 変わるときが いつの日かはあるだろうか…