|
詩人:弘哉
くだらないぜ
くだらない
俺を偽って何が楽しいってんだ
賢さ偽って何が楽しいってんだ
そのまま書けばいいさ
俺のまま書けばいいさ
そうして崩れようが
コーティングしたままよりはずっとマシだぜ
綺麗に見せるために引いた辞書は
俺の語彙の少なさを隠すため
実際会って話してて
がっかりされたのは目に見えて分かる
え?何?なんですか?
問い返しさえ馬鹿の一つ覚え
そうさ馬鹿だよ
俺はこんなものさ
勝手に決めて俺に期待しないでくれ
期待させてるのは俺自身
偽りで魅せてるのは俺なのに
頭と心は矛盾して
一緒のものだなんて信じられないね
真逆の意見が対立するのは
当たり前のようであって当たり前じゃない
他人ウケウリの言葉で隠して
俺自身の言葉なんてどこを探せばいいんだと
I'm looking for something.
くたくたになっても彷徨い続ける
I'm looking forward to finding it.
たとえ見つからなかったとしても
あぁ何が本当なのかなんてもう知らない
どれが本物なのかなんてもう信じられない
俺の中の俺自身に問いかける言葉は
え?何?なんですか?
俺が分からないよ
さっぱり分からない
今まで生きてきて俺自身が分かったことなんて
一度だって無いってのに
分かったフリして分かってなかったのに
なのに今また分からなくなっただなんて言ってる
俺が分からないよ