詩人:鴻
愛される為に
生物は 生まれた…―
そんなの
誰が決めた...?
誰か 言ってたな…―
生物は 皆 平等だと
助け合いの 精神だと
皆 一杯一杯で
そんな感情
見えねぇよ...?
“視界にもココロにも…”
聞いてほしい
唯 それだけなんだ
愛してほしい
唯 それだけなんだ
助けなんていらない。
同情なんていらない。
“平穏な生活”
“温かい生活”
死が来るまでの
それだけが
楽しみだから…―
普通じゃなくて
変でもなくて
“『自分』”
人権なんて
いらない。
生権なんて
いらない。
何が足りなくて
まだ 此処に居るのか…―
それこそ
この世に
有る様で
無い様で
不安定すぎる
愛という
猫を被った…―
“『心』”