詩人:野上 道弥
君にとって私は何でしょう私にいつも仕事の愚痴を吐き彼のことがわからないと言って泣き泣き疲れて私の肩で眠る私は君の精神安定剤でも抱き枕でもないのに私にとって君は何でしょうそれに総て応え何一つ言わずに付き合い陽が空を橙に染めるまで肩を貸し何事も無く送りまたいつもの日々に身を投げる君は私のご主人様でもマスコット人形でもないのに君と私は何でしょうどう言った関係のどう言う二人なんでしょう解らないままで居るのも困った話です