詩人：机上の空論

暗い道に一人

あなたはあたしの為に立った

あなたは怖い物が苦手

なのにこんな怖い暗い道に

あたしの為に立っていた


あたしが蝶に成れたなら

あなたは部屋の中に入れたいと言っていた

蝶のあたしにしてみれば

それは監禁されているのと同じ事


あなたは独占欲に塗れてる

けれどあたしは

あなたにだけ愛想を振り撒く

もっと独占欲に塗れた蝶


あなたがあたしだけ見れば良いのにと

綺麗な奇妙な模様を描いた蝶


こんな相互関係どうかしら