詩人:こうさぎましろ
君が苦手なのは
歯に絹を着せるとか、
言葉をオブラートでくるむとかそういうこと。
白黒はっきりさせたいんだろ?
過去を持ち出して荒治療
恋愛相談に泣いてしまう君を見ると
僕だって萎えてしまう
「“ありがとう”以上の言葉を言ってあげられないよ」
精一杯の意味を僕にこめて泣いたんだ
気まぐれだといいながら
いつも元気に振る舞うけど
君の心中
どれだけ痛いんだろう
そんなに強くないこともわかって
僕はそばにいたよ
君はそれに気づいてしまったの
涙に浸かる瞳
救い出してあげたいと一番思うのは
僕以外いないでしょ…
コーヒーの温度は96℃、
袖のボタンは必ず閉めてる
完璧主義なA型の彼女は
なぜか不完全なアイツを愛した