詩人:猫の影
僕はいつも逃げてばかり逃げて逃げて逃げてばかりあああああぁぁぁ…耳が定まらない視点が定まらない自分の殻に引きこもり自分の存在を滲ませるそしてそのまま消えてしまいたい輪郭があることが恐ろしくまなざしに怯えて逃げ惑う隠れる場所がないのは知っている逃げおおせるわけもないのも知っているただ、そのリアルからただ…このリアルから