|
詩人:どるとる
苦手なものも
いつの日か
食べれるときが
くるはずさ
自分の子供も
ものみたいに
扱う親の気がしれぬ
自分と同じ
人間なのに
苛める人の心が見えぬ
こんな晴れた
空なのに
こんな賑やかな
街なのに
人の心は
どうして時に
ボタン掛け違うように狂うのだろうか
君が名前を呼ぶと
それだけで
僕という存在は
世界にいること
許されてるような
肯けられてるような
そんな気持ちになる
君が笑いかけると
ただそれだけで
僕という人間は
愛されていること
幸せになれること
教えられてるような
そんなふいに思える
苦手な人とも
やがては
向き合える
そんな明日がある
お皿の上はいつか
空っぽになるさ
そして心洗うように
白く透き通った
気持ちで生きれるさ
矛盾ばかり 疑問ばかり 積み重なってゆく日々も愛さえあれば 君さえいれば
闇の中にも光は
確かに 生まれる。