詩人:如月。
Aさんに出した便り
Bさんに辿り着く
宇宙にはこのような出来事から
地球では
姿 隠す傘の向こう
もう 虹 架かり
今 近くで流れてるけど
いつ何処で
出逢って
逢いたい
逢いたいと
点滴終わった あの部屋から
解放
開放されたよに
そして僕は アイデンティティ狂わせたまま
原爆
原発の事実に 牙向いて
なぜ そこに君は居たんだい
いつから
いつから
見られたくなかったんだ
青い血が 僕に通い
君まで居たら 青い血だらけ
この手を染めた
僕みたいに
狂わせないアイデンティティを
まだ若い人たちにと
若気スタイルで
傘さして呼びかけた
そうさ
雨なんか降ってなかった
傘の向こう空には
虹 架かって