詩人:甘味亭 真朱麻呂
月も眠る丑三つ時
君の心を奪いにゆくよ
君の心は警備もなくがら空きで
ずい分無防備だけど何故か奪いづらいのさ
人の心盗むにはまずその人に自分の気持ちを伝えてそして恋へと持ってかないといけないらしい
その人を盗んでしまえば罪になるから人は盗めない
でも心は盗める
自分次第で
恋泥棒が本当に盗んだものはなにかしら
それは君の愛だよ
君のその気持ちをただ知りたくてさ
恋心なんてなくてもいいんだと思っても何故か捨てられない気持ちに心が右往左往するよ
恋泥棒 颯爽とあらわれられたらいいんだろうけど転んで参上
カッコつかないね
僕は確信したよ
月も眠る丑三つ時以前から
君が好きだってこと
心まで真っ赤っか
きっと盗むよ
君の心
僕は恋泥棒。