詩人:甘味亭 真朱麻呂
今日も1日たいへんにお疲れさまでした
人にはかけてもらえない言葉を自分で自分にそっとつぶやく夜
帰りがけ立ち寄った本屋
一番奥の棚のとある本を手に取る
その本を開くと中にはこう書いてあった
今日があるから明日があり明日があるから未来へ続く日々
明日を作り未来をつくるのは自分だけ…
そんなような意味合いの言葉が胸を打った
そうだ 僕は 明日も生きなくちゃならないんだ
これは強制じゃない
だからこそ無理はせずにゆっくりできるだけ頑張りすぎないような生きればいいんだ
そんな簡単なことに今さら気づいて僕は誰もいない道 泣いていた
見上げた空は茜色に燃えていた
明日も笑って生きていこうと誓った
泣きたいときも場をはばかって我慢するしかできない世の中だけれど素直に生きることがなんでいけないのか
いまだわからないけれど明日もそんな世の中の闘いながら世の中を笑ってやるんだ
そのために生きるのも悪くはないだろう
敵のいない世の中なんて退屈なだけだ
そうして自転車のペダルを思いきり漕いだ
明日の景色にとけ込むように ただそうしたかった
悲しくても
辛くても
それ以上に生きたい理由が僕をここにつなぎ止めていた
なぜかそれが正解だと悟ったんだ
誰かが言ったことじゃなく僕が決めたこと
僕が決めたこと
明日もまた今日と同じならば幸せだろうね
だから涙 流れるとしてもきっと暫くすれば笑えているから
大丈夫 大丈夫
大丈夫 大丈夫
何度もつぶやいて
心の傷に語りかけるさ
僕は明日もまた生きていくと
これは無謀なことじゃなく生きるために必要なこと
明日へわたるために必要なこと
だから 明日も笑って夢から目覚めるよ
心に張ったバリケード それも自分を守るためのものさ
輝け 明日へ
正解など誰かの意見
行け!