詩人:どるとる
果てしない道が
つづいている
僕の記憶に続く
ワインディングロード
街路樹歩けば
ちらほらと
冬の気配ただよって
落ち葉が 靴の先風に踊ってる
なんとなく
なんとなくさみしくて
弱音を吐いてみた
どことなく
どことなく切なくて
夕暮れに泣いたよ
それとなく
それとなく愛してる
君の手を握った
とめどなく
とめどなく流れてく
涙に世界がにじんだ
振り返ると
何もかもが昨日のことのように僕に優しく語りかけてくる
歌のように
囁きかけてくる
今日も 明日も
たぶん同じ
色で 揺れる
あの木々の向こう
君を待つ にやけた顔を見たらそこに居場所を見つけて
すぐさま抱きしめてあげるから
なんとなくくだらない事さえも愛と呼んでね。