詩人:morning star
静寂の風だけ吹きすさんだ砦の場所へと贈り綴け観送り続けた季節が褪せる程に廻(めぐ)っても、扉の向こう側へ辿り着けずにされどイマおりて来た宙の潤い音色の大気を連れてわたしたちへとかぶさって来た…