詩人:どるとる
ぽつりぽつり落ちる雨音を聴きながら窓に落ちる雨粒を見ていたんだ どこか切なくてなんだかさみしくて窓辺に吊した照る照る坊主も泣いてる笑わなくていいよ悲しいときなら我慢しなくていいよ泣きたいのならだから、ほらあの雨粒のようになめらかに流れる涙のようにまっすぐに 素直に泣いてごらん影を寄せて 添うように雨音は一つ一つ繋がる雨音の調べ。