詩人:どるとる
人が人を思うこと
人が人に思われること
人と人が折り重なるように生きる毎日の中で
当たり前のように繰り返される日々の向こう側に幸せが花のように咲いてる
何が幸せで何がそうじゃないのか
少しハンデのある人も
生きることに投げやりになってる人も
みんなみんな同じ地球に生きてる
そうやって不器用でも ちゃんと自分の両足で向かうべき明日に歩いてるのなら
人が人でいることは
思うより難しいもんだ
人に辛くあたるのも
人に優しくするのも
同じように人だから
時に人を憎んだりもするけれど人の中にあるあたたかい心を君はきっと知ってるから人のすべてを嫌いになれないね
人がさらにその先の人になり その人の背中を見た誰かが同じように人からもっと先の人へと心の根を伸ばす
そしてきれいな花を咲かせることだろう
やがてきれいな花を
咲かせることだろう
人が人になるように。