詩人:安曇
泣いて泣いてそんな時もありました。一生忘れられないとあの人も、あの日々もそう思っていたのに今はゆっくりとてもゆっくりと記憶が薄れて、あの人も薄れてこんなにも穏やかに思い返す日が来るなんてあの時は想像も出来なかったのに泣いて泣いてそんな時もありました。泣き続けたあの日があったから今の私がいるのでしょう強くなりたいと、思えたのでしょう