詩人:猫の影
醜悪で脆弱な「僕」という真実がはみ出しそうで恐ろしい劣等感と優越感の仮面を代わる代わる付け替えて謙遜と侮蔑が混ざり合った言葉を吐く「僕」という真実が零れ出しそうでひどく恐ろしくて君の笑顔から君の優しさから目を背けてしまう背徳と罪悪の海に身を浸してしまう僕は弱いまま醜いまま何一つ変わっちゃいない