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詩人:どるとる
僕らの知らない場所で 君は目を回してる
僕らには見えない場所で地球が回るように
ドア一枚隔てるともう 向こうの世界は別の世界
音を絶てばそこにはもう 何一つ重なるものはない
例えばそれはさみしくて
例えばそれは悲しくて
例えばそれは切なくて
百や千じゃきかない沢山のあなたの瞳に
同じようで違う世界を映しているなら
それぞれの世界をそれぞれが愛せばいい
ならば、笑おう
明日が雨ならば
少しでも笑おう
そうだ、歩こう
どうせ死ぬならば
急がないで行こう
手のひら 手の甲
裏と表 光と影
直立不動で語る間違ったモラトリアム
ああ わからない
わからなくなってきた
僕は何を言いたいんだろう。