詩人:甘味亭 真朱麻呂
愛おしくて
愛おしくて
憎ましい程に
愛おしくて
愛おしくて
狂ってしまいそうなくらい君が好きなんだ
淋しい夜を繋いで
二人は同じ時間を過ごす
その中でも愛しさは止まない
そればかりか増していくばかりで
きりがない愛を君に捧ぐ
愛しさと憎しみは
いつでも紙一重だから
いつ愛しさが憎しみに変わるかわからない
愛とはそれ程までに人を狂わせる
愛おしくて
愛おしくて
憎ましくて
僕は気が変になりそうなくらい
君を愛し尽くしていた
溢れる欲望は尽きることなく君に注がれる
同じだけの憎しみを含みながら。