詩人:どるとる
そして夜はやってくるのです 誰の瞳にも
やがて夜はやってくるのです 君の瞳にも
平らげた時間 お皿には何ももうないよ
君が全部 食べてしまったから
苦いのや 甘いのや
忘れたくない味
それは全部
1日というお皿に乗ってたごちそうだよ
いただきますと言って 食べ終わるまで
嫌いなもの避けながらも僕らはいつも頑張って食べる
ごちそうさま言うとどんなにまずかった1日でさえ 過ぎるとやっぱり切なさがあとからこみ上げる
お皿の上にはもう付け合わせの涙さえ ないけれど
いいんだよ
また美味しい明日というごちそうが乗るまで 僕は舌なめずりして待ってる 待ってる
さあさあ 明日はどんな1日になるかな
今から楽しみだ
世界中の人にお休みを言ったら もう今日はおしまいだよ
さよならさ。