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[86629] 昇り暮れる日に贈る詩

詩人:雨蛙

窓から射す朝焼けに
目を覚まし
光を反射させて
煌めく朝靄に見とれ
見つめて
見つめて
見付けたモノは
夢の残光


真上に昇った太陽の眩しさに
目を細め
降り注ぐ日差しを反射させて
輝く流水に聴き入り
聴き分け
聴き分け
聴き取ったモノは
時の音色


暮れていく茜空の美しさに
魅せられ
胸打つ想いが溢れ出し
言葉の糸を縒り合わせ
紡いで
紡いで
織りあげたモノは
詞の地図


夜空に浮かぶ月が
日の光を反射させ
輝く姿に
目を奪われ
包み込むように吹く風が
一日の終わりを告げる
想いて
想いて
辿り着いたトコは
光の明日

2006/09/29 (Fri)
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