詩人:もとり
頑張れ なんて言わないで
愛想つかされるかもしれないけど
本当に苦しいんだ
ホントは出来る子なのに
何でしようとしないの?
言葉が凶器となって
心が刃物で傷つけられる
一体どれくらい深く刺さったのか
僕は知らない
体内にまわる毒を排出するように
赤い涙を見ながら
ぼんやりと
死ぬことだけを考えました
死にたい わけでもなく
死ねるはずもない
結局は死ぬのが怖いから
出来ることなら
誰か僕を終わらせてください
涙を流しても
生きたいって叫んでも
顔を歪ませても
一切同情などせずに