詩人:結希
右手を胸にあて左手は宙を彷徨う我が迷えばそなたも迷うであろう一つ燈置いてそなたの姿探すこの迷路迷った訳ではあらぬ迷いを打ち切る己の心と真実との矛盾を受け入れぬための隠れ蓑それが我の迷路となりてそなたをも巻き込んでしもうた…