詩人:Ray
あなたが
あたしのものになればいいのにって
思えるくらいに
愛せたら、と思った。
目の前にあなたがいて
笑ってあたしを見て
いろんな話をしてくれる。
今日あった事
新しいバイトをどこにしようか迷ってるって事
課題の話
こないだ遊んだ時の話。
バイトが終われば
必ずメールが入ってて
あたしが寂しくないように
いつでもメールでも電話でもしていいからって
言ってくれて
『離れていったりなんてしないから』って
泣きそうなあたしの頭を撫でてくれる。
信じられないって言うあたしに
怒らずに『ホントに好きだよ。』って
言ってくれて
あたしが辛くて崩れ落ちそうな時には
優しくあったかいその腕で
抱きしめて
支えてくれた。
こんなにこんなに
近くにいるのに
踏み出せない理由はなんだろう?
本当に真っ正面からぶつかって
そしてあなただけを見て
心の底から愛せたら、
とっくにあたし
あなたに手を伸ばしていただろうに・・・