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[176058] 鶯 詩うよに鳴く

詩人:さらら

 


なぜ詩など綴れるのかというようなレスが在った


始めて詩を綴ったのは子供の頃の課題だったが



背が高くなった頃


ある廊下を車椅子の人
酸素ボンベの人


消毒液の臭い


窓外は斜め降りの春雪


夜は綺麗な小さなネオン


私は もしかしたら

結婚、出産などは出来なくなる可能性も在る

進行すれば

そういう風に伝えられた


その後 夜の小さなネオン見て

二行ぐらい詩を乗せた


それまでは絵しか画いていなかった


そして数年 詩は綴らなかった


街 社会に在る苛酷、過酷な問題


発覚し ハッキリいって

私の内面は戦人だった


受ける内容、返す内容
専門家でさえトラウマとなるような過酷な内容の繰り返し


意識さえボロボロとなる



その後 詩を載せる事も少なく無かった



その詩は

小春日和 小庭の水鉢に

小鳥たち水浴びする


風は柔らかく包み込む



というような

ほのぼのとした


そして


ボロボロとなった意識
回復させ


α波を自身のメンタルへ送った




気づくと
隣では
ラブソング的な詩


生を問い直すような詩


ささやかな日常
報告のよな詩



在 外で鳴いているのは鶯

詩っているように聴こえる












2012/05/03 (Thu)
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