詩人:さらら
なぜ詩など綴れるのかというようなレスが在った
始めて詩を綴ったのは子供の頃の課題だったが
背が高くなった頃
ある廊下を車椅子の人
酸素ボンベの人
消毒液の臭い
窓外は斜め降りの春雪
夜は綺麗な小さなネオン
私は もしかしたら
結婚、出産などは出来なくなる可能性も在る
進行すれば
そういう風に伝えられた
その後 夜の小さなネオン見て
二行ぐらい詩を乗せた
それまでは絵しか画いていなかった
そして数年 詩は綴らなかった
街 社会に在る苛酷、過酷な問題
発覚し ハッキリいって
私の内面は戦人だった
受ける内容、返す内容
専門家でさえトラウマとなるような過酷な内容の繰り返し
意識さえボロボロとなる
その後 詩を載せる事も少なく無かった
その詩は
小春日和 小庭の水鉢に
小鳥たち水浴びする
風は柔らかく包み込む
というような
ほのぼのとした
そして
ボロボロとなった意識
回復させ
α波を自身のメンタルへ送った
気づくと
隣では
ラブソング的な詩
生を問い直すような詩
ささやかな日常
報告のよな詩
在 外で鳴いているのは鶯
詩っているように聴こえる