詩人:あとりえ
迷路は実は一本道だっただから迷った一本道しかないなんてもっと分かれた道下さいそれなく道傍の草原から凧を飛ばし風船飛ばしシャボン玉飛ばし白髪となる一本道がいやになったので草原を歩む砂漠のよに広い草原は緑の地平線だけいつまでも緑の地平線だけの隔て無き草原の迷路砂漠また道が在った今度は幾つも分かれた道 空の鳥道を見下ろしていた道を選び歩んでも途中から道を創らなくてはならない高く飛ぶ鳥はそう伝えた