詩人:Ray
同じ状況下
板挟みを受けるあなたのその苦しみは
あたしが思う以上に
きっと苦しいものなんでしょう?
あなたは『苦しくなんてない』って
いつも笑って
あたしに言うけど、
苦しくないわけない。
少なくとも、
楽しくはないでしょう?
もし あなたが
あたしを愛することをやめよう、って、
最低限今のままの状態でこれ以上繋がるのは避けよう、って、
そう考えたなら
あたしは止めないよ。
あたしに止める権利も
拒否る権利も無いし、
あなたにとっての
最善策を選んでほしいと思うから。
これは
偽善なんかじゃないよ。
ただ
あたしのせいで
あなたが苦しむ姿は
絶対に見たくないんだ。