詩人:morning star
黒闇が両腕を延ばしあたり一面全て覆い隠そうと陰謀を企て貴方を是の今生(せかい)から滅すべしと目論んだとしても、貴方は己心(おのれ)の思念へと閃光(ひかり)を一念(いのり)の生命力(ちから)見い出し、運命の鉄壁を打破し征かんと、境涯の内奥のほとりの周囲へと花畑を生誕まれさせて、夜の帳に初夏の時節の快活さ呼び込み貴方だけの小宇宙(せかい)へと永久(とわ)の白蓮華咲かせて喜悦計れぬ詩歌(うた)謳うから