詩人:高級スプーン
アタシ馬鹿よねぇ
お馬鹿さんよねぇ
はぁ
ムシャムシャ
だからアンタ
いつの時代の人よ
つか
いつまでも
グチグチ言うなって
もやし食べて
元気出しな
もやしバカよねぇ
おバカさんよねぇ
はぁ
ムシャムシャ
やめて
こっちまで
気が滅入るから
ムシャムシャ
ゴクゴク
男なんて
もやしよね
何ソレ
分かんない
ムシャムシャ
分かんないっ
男の考えてる事なんてっ
何ソレ
なんで私をフッたのっ
せめてクリスマス
終わってからにしてよっ
他の女と
過ごしたかったからでしょ
クリスマス
そうだったのかっ
アイツめぇ
しばいたるっ
何
急に立ち上がって
もやし食べて
落ち着けって
もやしじゃ
何も解決されないのっ
このもやし女がっ
私は林です
じゃあ林女っ
何よ林女って
何って何さっ
もういいから
もやし食べなって
嫌
もやしなんか食べない
何
もやし嫌いなの
好きだけど
じゃあ食べな
うん
ムシャムシャ
旨いっしょ
ムシャムシャ
うん旨い
ね
はぁ
今日はもやしに免じて
アンタで我慢しとく
我慢してんのは
私の方だから
おじさーん
もやし追加っ
あと男もねっ
バカっ
アッシで良ければ
乗っかってきたしっ