詩人:どるとる
僕には関係ないんだ
関わらないことは
全て別の世界の話
テーブルの上の小さな世界には
コーヒーが2つ湯気をたててる
例えばアングルを少しずらして 君のかおをもっと近くで見たいな
このまま 変わらない時間の中にいよう
そして二人は退屈さえも愛してしまおう
このまま 終わらない永遠の中にいよう
いつか二人は逆らえない運命にさらわれてしまうのなら
目をはなすことさえ惜しいくらいだ
だから このまま
二人は このまま
窓に映る世間には
人知れず見えない
場所でいつでも
止まった時の中で
死なないふりでいよう
動かない時の中で
永遠さえ生きるつもりでいよう
やがて落ちる
木の葉に
ずっと先の明日を重ねても…
もうなんの言葉もいらないはずさ。