詩人:どるとる
ヤジロベエのように
ぎりぎりのところで
安定を保ってる
そんな日々さ
ちょっと悲しくて
どこか楽しくて
たまに苛立って
いろんな今日を生きてる
街並みは飴色に染まって ほらきれいだね
どこまでもつづく空に昨日の空を重ねた
何も変わらないのに
全てが変わってゆく
今日の僕にはあって昨日の僕にはない何かがあって
昨日の僕にはあって今日の僕にはない何かもあるよ
ぶつくさ文句言ってても文句も言い切れないほど 生きづらい世の中だけど
とりあえずなるようになるさと歩き出してみた未来は
少し想像とは違うけど 昨日の僕を見習って ちょっと優しさ思い出してみる
見える世界が ほんの少し 穏やかに見えた
横たわる景色を ほんの少し好きになれた
なんてね。