詩人:Ray
繋いだ手が
『あなたを好きだ』って叫んでた.
抱きしめた腕が
『あなたが欲しい』って叫んでた.
臆する事なく
伝えられる幸せと、
どんなに伝えても
解消されない痛みを
初めて知った。
あなたの隣は
こんなにもあったかくて
あなたの存在は
こんなにもあたしを
愛しい気持ちでいっぱいにする.
そこには
揺るぎない思いが
いつでもあって
あたしを楽しくさせたり
哀しくさせたり
切なくさせたりする。
どうして
こんなに好きなんだろう.
どうして
あなたじゃなきゃだめなんだろう.
考えてもまとまらない。
ただ
あなたに恋をしただけなのに.
それだけの事実が
どうしてこんなに
胸を締め付けるんだろう。