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[95351] 遙かな記憶

詩人:甘味亭 真朱麻呂


僕らは誰もが
大人になり巣立ちを迎える
子供だった日などだんだん記憶から薄れていくのかな
少し悲しいね
時の流れの光と影を知る

遠い未来と懐かしい過去が
入り交じりながら交差する
絶え間なく続く日々の中で思い出す
あの日の輝く時を

そして 気づくだろう
時の流れの大いなる意味を改めて理解する

遙かな記憶の彼方へと消えていく
時代の流れと共に消えていく
生の終わりを告げる息吹が吹き抜けるさよならの場所まで駆け抜けていく
思いでの揺りかごに揺られて。

2007/02/03 (Sat)
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