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詩人:放射能]
コロス!
コロ死テやっからよ
殺意のボルテージ
爛々と急上昇
ソノ顔
必ず引きつらせて
やっからよ
なんで
擦り寄ったんだろ
なんで
身をまかせたんだろ
その
お返しがコレ?
ぼくが見えないように
ちっちゃく
なろうとしたんだ
消えてしまいたかった
やめて‥やめて‥と
何度も何度も
聞こえなかったの?
圧倒的な力が
ぼくをバラバラにした
特に人間相手なんかな
とっくに
愛想つかしてんだよ
たった数か月の生涯は
強制的に終了
こわかった
いたかった
このままでは
川に流されるあの仔が
あんまり
かわいそうだから
神様が
手を差しのべたんだ
近くで生まれた仔猫に
あの仔は生まれ変わり
今度こそは
幸せが
約束された一生で
あたたかい腕の中で
そして
あの‥あの画像が
フラッシュバックする
それを
目のあたりにした
俺と言う存在が
やりきれなくて
犯人を許せなくて
泣きすぎたけど
泣き足りなくて
命乞いは
声だけじゃないんだ
人間の
言葉は話せないけど
ありがとうって
言っていた
まだルールは知らない
その直後に
人間に対する
評価を下げたよ
下げたよ
下げたよ
なんという
思い上がりだ!
無傷だと?無傷だと?
お前がか?
俺が殺してやっからよ
引き裂いてやっからよ
自分が味わっても
いないのに
なぜ痛くないと
言える?
君がもし
口をしめられて
悲鳴をあげたら
やめるからと
僕が身体を
刺し続け切り続けたら
悪い事したいなら
自殺しなよ
この直後に
人間に対する評価を
著しく下げたよ
下げたよ
下げたよ