詩人:どるとる
いつもの朝 いつもの夜
窓の向こうに 広がる1日が 顔を出して笑って
君や あなたの無事を祈ってる
何もなくてもいいんだ 本当は
やたら幸せだと欲張りになるから
特別なものなんてなくていいんだ
あるものだけでお腹も心も満たせたら
まだ知らない道の向こうにあるさ
夕暮れの空 自転車が走ってゆく その背中に映る君の明日が
僕には見えないけれど平穏無事を祈るから
どんなにありふれたことも振り返るとなんだか
何もかもが幸せだった そんな気がする
不思議さ
窓の向こうに 1日が顔を出して 泣いている
悲しみに暮れるその背中に雨は降って
それでも 太陽は昇るから きりもなく 立ち上がって また僕ら笑うから
ねえいつまでも悲しい世界じゃないよ
窓の向こうに つづいてる果てしない空のそのまた向こうに
見える まだ見ない明日が ほら君を呼ぶように きれいな夜明けを その瞳に映してる
もう怖いものなんて
何もないと思う
ギターひとつ 抱えて 歌歌うように流れにまかせただよう日々
窓の向こうに 悲しみも喜びも 放り出して ワンツースリーで世界をひとつに閉じ込めよう
君がめざす明るい未来 描くのはその心
さあ 行こう 最高の明日まで
扉を開いたら そこはいつも知らない世界。