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詩人:arisa
誰か聞こえますか?
私の声が…
誰か見ていますか?
私の姿が…
誰にも聞こえず…誰にも見えず…
ただひたすら気付いて欲しくて…沢山他人にぶつけた意志は…誰も理解はしてくれず、誰もがそれを痛がって、私を消した…あいつやこいつら。
誰か聞こえますか?
私の声が…
誰か見えていますか?
私の姿が…
誰もが聞こえぬフリをした誰もが見えないフリをした
そんな都会のうるささに…そんな都会の冷たさに…
寒さに耐えて、辛さに耐えて、どうにかこうにか生きている…
そんな彼らが辿る明日は生きるか死ぬか…の選択だった。
それでも明日は待ってはくれない…彼らが選んだ訳ではない彼らの人生はまるで駆け足しで過ぎていく…
そんな彼らに家などない…そんな彼らに家族はない…
彼らに幸あれ…