|
詩人:ちぃふぁん
Easy Love
さっきまで簡単な恋だと想っていたのに
だけど君が手を離したその瞬間(とき)から
僕等少しだけ心が離れてしまったんだ
少しだけ背伸びして目を閉じたら
君の口唇まで届くかな?
叶わないこの想いを
掌に乗せてそっと君に吹きかける
このまま一緒にいたら
僕は君を殺してしまいそうだ
君は愛しくて なんかムカつく
何かを信じて早々と夜が明ける
どんなに全てが変わったとしても
僕等は太陽と月のように変わらないんだろうね
明日は君とデートの日
逢う前から僕は照れ笑いをしてた
憎いくらい君の事を想っているのは
君の事が大好きだから
その証拠に今ここで君にキスをするよ
Come to my arm 僕の腕の中においで
君のその表向きの冷たさを壊してあげるから
知らないフリをしていても
痛い程君の事が僕には分かるんだよ
魔法の鏡みたいに映ってしまうから
触れる程儚くて 信じる程切なくて...
昨日信じた夢は意味も無く事も無げに笑った
最高に嬉しかったのは君が冗談を言って笑った時
次から次へと溢れて来るのは「ゴメンね」の言葉達
Easy Love
それから僕は君を愛し続けた
「独りでも怖くない」なんて信じたくないから
そう君に気付かせてあげられるのは僕しかいない
あれからいくつもの季節(とき)が流れ
僕は独りになり君は誰かと一つになった
悔しくて仕方ないけれど
それが僕らにとっての幸せなのかもしれない
認めたくない幸せ
君への愛は嘘じゃなかった
Easy Loveは僕の中の嘘
「僕しかいない」だなんて思ってた自分が
今では一番憎らしい
「君しかいない」
そう言って欲しかったのだろうか
もっと素直になれば良かったね、お互いに
さようなら、僕の中のEasy Love
Love ≠ Easy 恋愛は難しいね
カタチがある訳じゃないから