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詩人:チェシャ猫
今また古くなった年がひとつ終わりを告げ
僕はまた一つ大人に近づく・・・・
少しは変わっているのかな
あの日の僕から見た今の僕
少しは大人びて映るのかな
なにも進まず変えられず
ただ静かに流れていく年月は
どこかで見たような関係に似ているね・・・
落書きだらけの机
整理されてないロッカー
少し大人びた校舎の影
また何も変わらない日常に溶け込んで行き
君の笑顔だけ見当たらない・・・
僕も机もロッカーも
何も変わらないなら変わらなくったっていいよ
だからお願い
あの子の笑顔だけ永遠にこの胸に留めて・・・
僕の周りの奴らや世の中
どんなに変っていったっていい
ただ君の存在だけ
流れることのない時の中
永久に漂っていて・・・
また君の笑顔見たいよ・・・・