|
詩人:koca
私は少しも可愛くない
追いかけてくる愛は
見当違いで
向き合えない
なんて
本当に最低だ
欲しくて欲しくて堪らないくせに
傷つけたくない以上に
もうこれ以上は傷つきたくないから
あなたは骸骨に幻想を抱いていて
分かってないの
誤魔化しの笑顔で
せっかくくれたものを
踏みにじってる
そんなつもりはないなんて
言い訳で
あなたの気持ちを
真っ直ぐに受け止めないように
角度を変えたりしてるのよ
わたしを守ることで
頭がいっぱいの
それがわたし
あなたに何かをあげられたとしても
全て終わった時に掌を見たら
何もないのが
それがこわい
「ありがとう」
なら
何億回でも
心から
あなたには言えるのに