詩人:HARU
目の前の大きな壁
小さな私には 母の背中がとても大きく感じた
その背中には いつも わがままな小悪魔が乗っていた
とっても暖かく 気持ちよく …お気に入りの場所だった
目の前の小さな壁
今の私には 母の背中が小さく感じる
そのかわりに
母の心は広く 暖かく わがままな私を いつまでも面倒みてくれる
私は成長するたびに 素直じゃなくなり
母の優しさも受け止められず
たった3文字の「ウザイ」
と言う言葉に変えてしまう
でも 私にとって 母の存在はいつまでも大きく
どこかで甘える 私がいる
母の背中を見て 成長してきた私
今度は 母の心をみて 心の広い
素直な人間にられたら…いいな。