詩人:樂也
あれからどのくらい経ったのか無機質なもの残酷なことを憎んできたけどそれらすられっきとした存在者だと気づいた錆びは時が流れるからこそあり大いなる苦は確かに今ここにいることの証だった不完全こそが完全だとしたら迷宮の存在は必然でそれ自体が真ここは迷宮じゃないどこだろうカギもトビラも いらないもう消えた大丈夫ここは迷宮なんかじゃない