詩人:ワタナー
孤独な人間という名の
毒男
毎晩毎晩暗い部屋ばかりに光を奪われ
(蛍光灯が切れてる)
夢見る事を忘れた三十路のオイラ
世間じゃ若いと言われても
オヤジと同じ臭いがしてきたこの頃
(風呂は入ってます)
毎朝毎朝自分で起きて
目覚しだけがオイラに話しかける(ように聞こえるんです)
天気のお姉さんはいつもかわいくて
オイラの心の太陽だ
(ああもう結婚したい)
お姉さんといってもオイラより年下なんだよなぁ
オイラ何のために生きているのだろう
やりたくもない事毎日やらされて
やりたい事が何にも見つからない
それでもオイラ生きていく
毎日毎日生きていく
みんなみんなそうだから
いつかオイラも
幸せになりたいなぁ
なれるかなぁ
(早く結婚しないとなぁ)