詩人:山崎 登重雄
笑顔がとても素敵だった
目が覚めるような
午後は穏やかな
夜は眠りを誘うように
暖かに毎日注いでくれた
素晴らしい笑顔だった
突然の悲しみは
あなたの笑顔を知るだけに
とても深く大きい
これからも愛する宝物に
燦々と降り注ぐべき
大切な大切な笑顔だった
果てへと苦しめたのは病なのか
笑顔を奪った病がとても憎い
願わくばあなたを知るものが
負けないくらいの笑顔の日々で
愛する宝物を護り育み
苦しみを拭い去り
あなたを花園へと導きますように…
在りし日の笑顔で… 安らかに…