詩人:どるとる
なんとなくはじめた趣味もなんとなく三日坊主で終わり
なんとなくですべてがそんなふうになんとなくでジ・エンド
なんとなく開いた本のようになんとなくで生きている僕なのさ
悲しみは悲しみのまま
喜びは喜びのまま
今日も規則正しい時の流れの上で切磋琢磨 四苦八苦 諸行無常の響き 聞き耳立て右耳で聞く
なんとなくバラード
バラバラのバラード
僕は歌うのだ
なんとなくバラード
バラバラのバラード
僕は生きるのさ
それでもなんとなく
風の吹くまま思いのまま生きてくのさ
つれづれなるままに
つれづれなるままに
つれづれなるままに
わがままをわがままとも思わずに
消えそうな消えそうな光を信じて
誰かが蹴飛ばした花を愛でて
そうなんとなく
そうなんとなく
僕は頑張ってる
多分それでも
頑張ってる
僕は頑張ってる
そのへん
わかってほしいだけ
曖昧でもなんとなくでも頑張ってる僕を
この涙を
よくできた笑顔の裏に隠した孤独な痛みに気づいてほしいだけさ。