詩人:どるとる
そこに言葉があっても その言葉をうまく使える人がいなければね
そこに筆と絵の具があっても その筆や絵の具で絵を描ける人がいなければね
僕は詩人だ だから詩を書く だけどうまい詩は書けない
だけど詩人だ だから詩を書く だけどうまい詩は書かない
君も詩人だ だけど詩を書く 人の詩はなぜか光って見える
言葉を知れば 詩を書けるわけじゃない だけど詩を書きたい
その一心で 机なり携帯やパソコンの液晶に 向かう
詩人のいる風景がある その背中は何を思い描いてるのか
ペンを走らすその手にはどんなイメージがあるのだろう
教えて 伝えて 世界が少しずつ広がる。